IELTS(ジェネラルトレーニングモジュール)の試験内容と対策について
IELTSのテストの種類
IELTSと一言にいっても、アカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュールの二つの形式があります。
私はあまり一般的ではないジェネラルトレーニングモジュールを受験予定です。
書籍もネット上の情報もあまりないので、参考になれば幸いです。
以下記事及び本ブログでいうIELTSは「IELTSジェネラルトレーニングモジュール」のことを指しますのでご了承ください。(なるべくジェネラルトレーニングモジュールと記載するようにはしますが・・・)
(参考文献)
IELTS 一発で合格スコアをとる勉強法(注意:概要を以下にまとめましたが、2011年の本であり、情報が古い可能性があります。その点、注意して読んでください。勉強を進めていく中で情報が古くなっている箇所があったら訂正していきます。)
IELTSジェネラルトレーニングモジュールが用いられるケース
ジェネラルトレーニングモジュールは、英語圏で生活・仕事をするための英語力を測るためのものです。オーストラリア、カナダ、ニュージーランド等への移住申請をする際に用いられます。
なお、多くの人が受けるアカデミックモジュールですが、そちらは英語圏の大学や大学院に進学するためのものです。なので、受験者数が多く、書籍や情報も充実しています。
試験の流れ
説明と名前などの記入 数分
↓
リスニング30分
答えを書き写す時間10分
↓
リーディング 60分
↓
ライティング 60分
2019年4月13日からの試験実施科目の順序変更(時間はそのまま)で
ライティング→リーディング→リスニングになっています。(2019.4.5 IELTS JAPANより発表あり)※英検協会実施のペーパーベースIELTSの話です。他の実施団体では順序が異なる場合がございますのでご注意ください。
↓---(別日程)---
スピーキング 11~14分程度
非常に試験時間が長いですね💦
はじめに
IELTSの公式が出しているセルフスタティーパック
マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)が勉強のおすすめ書籍に挙げられていました。
わたしは、ケンブリッジ大学出版の出している
IELTS9とIELTS14(共に、答え・オーディオ付き)を購入しました。
この2冊で勉強しようと思っています。
インプット
土台作り
・教材は過去問
120%活用せよ。解いて見直しするだけじゃなく、単語や表現すべてを完璧に覚えろ。・・・💦笑
・学習は毎日続けよ
・単語対策をがんばれ
ただ、TOEFLよりは専門用語覚えなくていいから楽だよ※
自分専用の単語帳を作ろう(派生語も覚えるようにして、接頭辞や接尾辞の法則に気づいて)
語彙は加速度的に増えるポイントあるから頑張れ
目標数を決めて何度も復習、週末にテスト
※たしかに、これはアメリカ人のTOEFL対策をしている先生も同じことを言っていた。"TOEFL is way more difficult!!"( than IELTS )と・・・。
リスニング
・ディクテーション(一番大事・聞けていたつもりからの脱却)
・リプロダクション(音声もスクリプトもなしでやる)
・すき間タイムで速聴:脳と耳に負荷をかけて鍛える(これは私もお勧めかも)
リーディング
・実践:過去問1パッセ20分
・わからなかった単語調べ
・精読
・もう一度実践(これで間違えたら宝の中の宝を見つけたも同然)
・速読(意味が分かる状態で1分間に150~200読むことを目標とする)
6.5を取りたいなら6割強とれるようにする
落としちゃいけない問題は、
表完成問題と要約(空欄補充)問題
選択肢の数が3つくらいの少ないもの(最大で16程度)
落としてもしょうがないかなという問題(後回し)
キーワードを探さなければならない問題 ex) According to the auther,
3つの設問に対して選択肢が10個くらいある問題
スキミング(大意づかみ)
全体の概要を紹介する第1段落はしっかり読み、あとは段落の最初の1文のみ読む等
スキャニング(特定の情報を探す)
キーワードを探してその周辺を読む
アウトプット
インプットの段階でR&Lで5割程度取れるようになったらアウトプットに移行
採点基準に従って
書きまくり喋りまくる
添削してもらう
W&Sの採点基準と対策を以下で書きます。
ライティング
ライティングの基準
タスク到達度※/ タスク1Task Achievement / タスク2Task Response
首尾一貫性と統一性/Coherence and Cohesion
語彙力/Laxical Resource
文法力/Gramatical Rangeと正確さ
※タスク到達度ってなんぞや・・・?と思うので、以下はその説明と文章構成
既定の語数を超えて、的確に答えているか
既定の語数+10%
タスク1は165~180語
タスク2は275~290語
ライン幅1センチのA4サイズの紙を用意して、自分が一行にどのくらい語数を書き、何行書けばその量に達するかを把握
タスク1
情報を正しく伝えることが求められている。
グラフ図表共に問われるのは分析力。限られた語数でこたえるには優先順位が大事。
関係のない情報・正確でない情報が入っていないかもポイント。
1 グラフの全体の傾向
2 グラフの特徴的な箇所
3 ふたつのグラフがある場合は比較
3つを文章に組み立てる・・・首尾一貫性と統一性につながる
1,2,3の前にイントロダクション(何のグラフか)を入れれば回答の出来上がり
全体的な話から徐々に詳細に述べていく流れが〇
タスク1では結論は不要。
その他
時制に注意
読み取れないことは書かない!
タスク2
問題に的確に答えているかがみられている。
どう思うか問題が良く出るので、どの程度+賛成か反対かを書いた後理由を述べていく。
1 イントロダクション(問題文の言いかえと自分の考え)1段落
2 本文(答えの理由。例も使う)2,3段落
3 結論(これらの理由から〇〇と、もう一度答えを書く)
対策
とにかく書く(はじめは時間を測らずに、徐々に20分、40分と意識)
採点基準を頭に入れておく
添削してもらってもう一度書く
同じ題材で最低三回(私は問題集を2冊買って、2冊×4回分×3回で24回書くことになりそう。)
必ず添削をしてもらって、あいまいな単語や熟度、表現を積極的に使ってみること!
3回書く理由は違う表現を試し、あいまいだった表現を同じように使うように覚えるため。
スピーキング
スピーキングの基準
流暢さと首尾一貫性
語彙力
文法力と正確さ
発音
対策
1 原稿を書く
2 原稿を読む
3 録音を聞く
指導してもらう!!
あと・・・当日はパスポートと鉛筆と消しゴムを忘れない!
これらを踏まえた自分の勉強法
・単語帳は英英で作る
→目標は話せるようになることであり、頻出する語句(=重要単語)で難しい単語が思い浮かばなかった時に、言い換えることができるのであれば、重要単語の意味を徹底的に覚えればスピーキングで大いに活用できると考えた
・私は、反応速度が遅い、単語が出てこないので、英語話者と話す機会を大切にしたい
→英文添削付きの英会話学校に通います
・IELTS面接官経験者の方から、スピーキングパート2のメモの取り方を教わったので、シェアします
メモ用紙を四分割して、
You should say...の後の4項目を左上から書いていく
例)
これを実践していこうと思います!!